とんちで有名な一休さんのことは、日本人なら誰でも知っておられることでしょう。テレビのアニメにもなりましたから、あの可愛い一休さんの顔を思い浮かべることが出来ますね。その一休さんゆかりの寺なのが、京都の京田辺市における酬恩庵一休寺だ。

一休さんの愛称で知られているのは子供時代ですが、本当の名前は一休宗純という室町時代の臨済宗の僧侶だ。こういうお寺は1455年から1456年にかけて、荒廃したお寺を一休宗純が再興したお寺で、酬恩庵と命名しました。一休宗純が88歳で亡くなるまでの25年間住んですお寺で、お墓もあります。

京都の紅葉を静かにしっとり味わいたいなら、こういう一休寺が最適です。総門をくぐると、石畳の参道が貫くのですが、両側には赤く色づいたかえでの紅葉が並び、一体全体美しいだ。

受け付けの横には一休宗純のお墓がありますが、今は宮内庁が管理していて混じる事ができません。門扉の菊のご紋の透かし彫りの所から中を眺めることが出来ます。

一休寺には有名な方丈庭園があります。方丈(僧侶の居室)を包み込むようにして、南、東、北の3つの枯山水庭園があります。3つの庭園それぞれ趣きが違いますが、秋には紅葉が奥ゆかしい風情で、庭に美しさを添えてくれる。のんびり眺めていると、心がしっとり落ち着いてくるでしょう。

また、今秋はクラウドファンディングで出資を募り、夜のライトアップが実施されることになりました。昼間とは別の美しさをかもし出す、ライトアップされた紅葉を楽しむことが出来ます。

一休宗純は書道家としても優れていましたが、宝物殿ではその実際の書を見ることが出来ます。また、仏間には一休宗純の木像があり、これは一休宗純が亡くなる前年に、弟子に作らせたものとのことです。

こういうお寺で是非味わって下さいのが、一休寺納豆だ。一休宗純が伝えたとされる納豆が売っていらっしゃる。作り方は500年前の製法が今もありのまま受け継がれていらっしゃる。ですがこういう一休寺納豆は現代の普通の納豆はいとも違う。納豆独特の糸を退くような粘り気がなく、味噌という塩辛納豆というものです。ご飯のお供として、または薬味としても使えますので、買って帰られることをおすすめします。

アクセスは、京阪バス「一休寺」で下車、徒歩5分程だ。http://www.forzaworkshops.nl/